サウンドフラワーのこと

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Flowers sounded into your heart...

個性が奏でる、心に響く花を

SoundFlowerは季節の花をふんだんに取り入れ、ホームユースだけでなく、ご予算や目的に応じ、差し上げる方も受け取られる方も笑みが溢れるようなギフトをお作りします。
陳列のお花はご自由にお取りできます。取りづらければいつでもお声がけください。
ワークショップや草月流いけばな教室の開催、そして花装飾(フラワーディスプレイ)も行っております。
SoundFlowerはこれからも時代と遊離しない花を提供し続けます。

Messege from the Representative

代表メッセージ

 

 花というのは随分と気まぐれなもので、「かわいい」だったり「キレイ」だったり「力強い」だったり「ふざけてるのか?この形は?笑」と様々な表情を見せてくれる一方で、花をいけるときにはその表情が邪魔をすることが多々あります。花をいける、すなわちいけばなにおいて、とりわけ草月流では、野にあるようにいけることはありえないとされており、そのため情け無用で自分の思う形に整え直す、変型させる行為が幼い頃から身近な存在でした。だから僕にとっての花は、ありふれた花屋さんや多くのお客さんにとってのそれとは、遥かに違う対象物なのかもしれません。
 けれども、もちろん花は生き物ですからその生命(いのち)に感謝しつつ、魚屋さんが魚を捌くように花を愛すことなく時に無関心のまま扱います。僕が”本来目指す”提供物は、花が1本1本生き生きしているものではなく、それ以上足せない引けない盤石な世界観のある作品であるのは今後も揺るぐことはありません。

 SoundFlowerは元々、自由に花が取れるいけばな教室が発端であり、それを近所の方が買いに来たのがきっかけで今があります。花に魅せられて始めた花屋・花が好き過ぎて始めた花屋というありがちで型に嵌ったストーリーではないからこそ、他には無いような作品が生まれ、他者とは異なった視点でバイヤーとして市場で時に花を競り落として仕入れるから少し面白い花が揃う花屋になったのかもしれません。
 今どきの花屋のようでどうやらここは違うぞ...そういう掴みどころのないお客さんがいて初めて完成する空間という作品がサウンドフラワーの目指すところなのです。

 最後に僕の個性ありすぎと言われる経歴を簡単にご紹介します。
 
 18才まで福島県会津若松市で過ごし進学のため上京。学生時代にはボウリング部に所属、さらに有名キーボディストが経営するIT会社に勤務しPlayStationのゲーム制作を行う。その後、関西大学大学院文学研究科地理学専攻に進む。修士課程を修了し就職のために再度上京。事務職3年を経て、2008年から假屋崎省吾先生の元でいけばなの研鑽を積む(2023年春まで)。2008年にはボウリングの試合で優勝しアメリカトレーニングツアーに参加。2013-2017年は(お花とは関係ない)アプリ制作の仕事にも携わる。2017年に個人事業主から法人成りし合同会社サウンドフラワー設立。2023年春に草月流師範最高位である1級理事を取得。
 
社内では主に仕入と花装飾、花教室の業務に当たっています。仕入は独自の相場分析方法で行うので、大抵は巷の駅の花屋さんの価格より1-3割位安く設定できています。
意外と人見知りなので、接客はあまり向いていないのですが、お店にも時々立っています。ぜひお店と僕の個性を味わいにいらしてください。
 

合同会社サウンドフラワー 代表社員社長 
華道家・草月流1級師範理事 山崎 直(雅号:草響)